坂道や階段で膝が痛い!!
このように感じることはありませんか??
それは変形性膝関節症かも??
今回から数回にわたり変形性膝関節症について書いていきます。
関節は骨の表面にある軟骨がクッションのような役割をすることで、なめらかに動かすことができます。
しかし、変形性膝関節症は、その軟骨がすり減り関節の動きが悪くなり、炎症や痛みを伴うようになり様々な症状を引き起こしている状態です。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれますが、徐々に正座や階段の昇降が困難となり(中期)、末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
原因としては、加齢や肥満による一次性と外傷や関節リウマチなどの原因がはっきりする二次性に大別されます。
日本人の多くは一次性の変形性膝関節症です。
ただ膝痛の原因が上記の変形だとは限りません。感染症、痛風や偽痛風、骨壊死などが原因のこともありますし、また、実は膝関節そのものが原因ではなく他の部位が原因のこともあります。
ですので、決してひざ痛を侮らず、整形外科へのご受診をお勧めします。
ひざ痛でお困りの際は是非一度ご相談ください。
神戸市中央区:元町、大倉山の整形外科 小沢医院 南 弘樹